乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?

2015042308

かねてからのあこがれれあった「松本塾」。
このたびようやく入塾いたしました!
松本塾ってなんやねん?となりますが
単にまつもとさんと一緒に釣りにいくってことです。
テレビやなんかでご存知だと思われる、あのカワハギのまつもとさんです。
2ヶ月ほど前に「釣り行かない?」とお誘いいただきまして
魚種は何ですか?というと
黒鯛
との事でした。
磯かな?と思ったら違うんです。船。
「え?船で黒鯛ですか?」
「そう、磯竿で船からやるの」
?????
様々な謎を抱えたまま、いざ釣行。
4時前に集合して、車は一路内房の保田へ・・
しかし内房近いですね!アクアライン走ったら一瞬です!
外房も市原鶴舞インターのおかげでずいぶん近くなりましたし
アクアライン、ちょっとお高いですけど千葉の釣行はこれ無しにはやれません!
でも帰りはいっつも海ほたるが混むから嫌です!笑
今回、お世話になるのは北見釣具店さん。
いまいちシステムがわからないのですが
ここで船予約して、全員集まったら乗る船をくじ引きです。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
北見釣具店さんに大きい水槽があって
ゆうゆうとカワハギが泳いでいました。
あとソゲ埋まってるし、アカハタとかなんかひれひれいっぱいついたカサゴ(名前忘れた)。
この船黒鯛、あんまりやっているとこが無いらしく。
そしてなんか独特の釣りです。
タックルですが、530の磯竿に3000番くらいのリール
ラインは3号ぐらいで、ウキはながーい棒ウキを使います。
1.5号ぐらい背負えるものです。
わたしはBASISの1.2号にハイパーフォースC3000DXGにT’zサスペンド磯の3号を150m。
遠矢ウキのグレSP230-16の1号に、1.5号のオモリ、という感じです。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
他の釣り人のウキ見てると、めっちゃ長いの使ってます!
こんな長くてでかいウキであたりとれるんだろうか・・
そんな風に思いながら、いざ出船です。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
船はそんなめちゃくちゃ沖という感じではなく
渡船で行くような磯よりちょい先という感じ。
そこに潮に対して平行に船をとめます。
入ったポイントはタナだいたい4ひろ半ぐらい。
足元にぽちょんと仕掛けを落として、潮に流します。
コマセはほんと一握りを「ぱらり・・」という感じで流します。
潮がめっちゃ速いので仕掛けはあっというまに沖へ・・・・
う・・ウキが見えない・・
わたし、目悪いんですよ・・(コンタクトしてるけど・・)
めちゃ長い棒ウキの理由がわかりました。
見えないんです。
円錐ウキじゃ絶対見えないです。
磯とかだと足場から水面までの高さもあるしで見えるけど
船、水面に近いですから。
しかもかなり沖まで流すので、この釣りにはトップがめちゃくちゃ見やすい棒ウキが良いと思います。
ちなみに遠矢グレでもわたしの視力じゃけっこう厳しい感じでした。
しかもまともと先生が言うには
「長い棒ウキが一瞬で消しこむアタリが出るからおもしろいよ」ということなので
ウキの感度はさほど重要じゃない感じです。視認性重視。
と、まぁ仕掛けの話はこのへんにして、釣りにもどります。
一投目、足元にしかけをぽちょんとやって
沖へ〜沖へ〜・・あーウキが見えない!
ん?それともウキなくなってる??と、巻いてくるとなんか付いてる様子。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
こういうのが。
まぁ、そういうもんです。
回収してまた仕掛け入れてコマセを一握りいれて
どんどん潮に流していきます。
けっこう潮が速かったのであっというまにウキが見えなくなり・・
(逆光というのもあったんですが)
そんなこんなを繰り返していますと
当然のごとくまつもと先生は本命の黒鯛をしっかりゲット。
なんだ!ちゃんと居るし食ってきてる!
釣らないと、釣らないと・・と焦るわたしに
待望の「ウキが消しこむアタリ」が!!!
潮速いので魚めっちゃ引きます!
ハリス2号だから大丈夫だろ!と思いながらも
大事に大事に寄せてきてランディングーーーーーー!!!
・・・・
あれっ?
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
そこには巨大なカワハギが・・・・
なんでしょう、これ。
船長さんに「カワハギ釣る方が逆に難しいよ・・」と言われる始末。
先日の妻良を思い出しますね・・なんでしょうこれ。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
お次にきたのはこのミニメバル。
なーんかウキがシモシモしてるなーと思ったらこいつがついてたんです。
棒ウキの浮力が強すぎて、こういう小さい魚だとウキが沈まないんですね。
でも何気に人生で初めてメバル釣りました。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
ここ数日潮が速すぎて渋いとは聞いてたけど
先生はしっかり釣ります。
50cmぎりぎりいくかいかないかの腹パンパンの乗っ込み黒鯛。
先生、レバーブレーキで糸巻いてるリールなかったからといって
14ステラで取ってました。
竿は鱗海の0号だからよく曲がるし、ドラグめっちゃ出るしで
めちゃくちゃ楽しそうでした!
しばらくすると潮止まり。
仕掛けが全然流れなくなって縦糸になる。
こうなるとあんまテンションあがりませんよね。
でも仕方ないので足元を狙っていると
またも「ウキが消しこむアタリ」が!!!
でも巻いてくる感じなんか様子が変です!!!
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
ああ・・・なんでしょう・・・
いや、これはこれで嬉しいんですけど
なぜでしょう・・
かなりいいサイズのカサゴ・・
まぁ潮止まってるから仕方ないというのもありますが・・
そしてこの時点ですでに4目ですよ・・
別に五目釣りに来たわけではないのですが
いよいよ潮が動きだして
ようやく仕掛けが沖へ行くようになってきました。
船は14時上がり。
この時点で13時なのでチャンスは1時間!
朝とは違って逆光ではないので
けっこう遠くまで流してもウキが見えます。
諦めずに集中!!
すると、沖の方で「ウキが消しこむアタリ」!!
しっかり合わせて、魚が竿に乗ると
この感じ間違いなく本命!
潮下に力強く突っ込みます!
あんまり食わないものだから、朝よりハリスを細くしたので
慎重に、慎重にやりとりします。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
この竿の曲がりが気持ちいいんですよっ!!
夢中でやりとりしてるとこに、まつもとさんが「カメラ貸してカメラ!」と
竿が曲がってる様子を撮ってくれました。
たまんないっす!
(広くてたくましい背中には触れないでください)
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
船長さんが慎重にランディングしてくれました。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
無事、立派な乗っ込み黒鯛をゲット!!!
年なしかな?と思ったけど
あとでお店で計測したら1cmと1kg足りなかったです・・残念。
人生の黒鯛記録を更新することはできませんでしたが
パワフルな引きを味わえたので最高です!
そしてこのクロダイで五目釣りを達成してしまいました・・とさ。
上げにかかってからの時合だったのでしょうか
この後すぐにもう1枚追加。
まつもと先生も3枚追加。
ここでタイムアップで釣り上がりました。
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
腹パンパンですねぇー!
顔もでっかいし、立派な乗っ込み黒鯛です!
しかし釣りたての黒鯛はかっこいいですねっ!
背びれ立てて威嚇してるその姿は実に武者って感じです!
渋いながらもしっかり本命が獲れて満足の釣行でした。
黒鯛釣ったの・・何年ぶりでしょう。(行っても3年ぐらいでしょうけど。釣り歴短いので)
乗っ込み!内房の「船黒鯛」とは・・・?
その後の魚はというと
こちらのデカカサゴは無事煮付けに。
黒鯛は鯛メシとアクアパッツァに。
たいへん美味しくいただきました。
様々な方法がありますが
黒鯛というのは釣りのターゲットとしてとても人気があります。
フカセもあるし筏やら渚やら。
エサもオキアミ、ダンゴ、ユムシやらカニやらスイカやら・・
ワームやフライで狙うのもあるし。
その中で、この船黒鯛はやっている船宿さんが少ないらしく
なんだか貴重な体験ができました。
潮が読めなくても、船長さんが潮効いてるところに船つけてくれますので
わたしのような感じでもちゃんと釣れます。
条件がいいとひとり10枚とかもザラなようなので
一度、船黒鯛をやってみてはいかがでしょうか?!
タックルはフカセのものでOKです!
あとは見やすい棒ウキだけあれば!
と、いう感じの釣行でした。
さて!
次回は!
突然、ボートシーバス穴うちに誘われましたので出撃します!
あとは6月に旨い魚釣りに伊豆へ〜

コメントを残す